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剣道に多い怪我

剣道では木の床の上で裸足で練習や試合をする為、足の指や足関節、アキレス腱などの足部の怪我や障害が多いです。

右構えの人は踏み込む時に左足で強く床を蹴るのが原因で発生しやすいアキレス腱断裂、足底の炎症など起こしやすい足底腱膜炎、転倒した時に捻って発生しやすい足関節捻挫などが多いです。
手では足とは逆に右構えの人は、よく右側を怪我しやすく、相手の攻撃の時やつばぜり合いや体当たりの時に負傷します。

柔道に多い怪我

柔道では肩、膝、足、体幹の怪我が多いです。肩は受身が十分に取れず、肩から落ちて鎖骨骨折や肩関節の脱臼が多く、膝は足技の時に負担がかかり、膝を捻るため靭帯損傷や膝関節の捻挫が多いのです。 足関節は足を畳にひっかけて足関節を捻ってしまい、体幹では腰痛も多く(急性筋膜腰痛から疲労骨折、椎間板ヘルニアなど)これらは技をかけられるよりもかける時のほうが負担が大きく、相手選手の重みが膝や腰にかかってしまうためです。

陸上競技に多い怪我

種目によって故障する場所も違いますが、中・長距離走の選手に多いのは中足骨の疲労骨折、シンスプリント、アキレス腱炎、ランナー膝などが多く、突発的な怪我よりも少しずつ悪化してくる障害が多いのが特徴です。
短距離走では突発的な大腿屈筋群の肉離れが多いです。
ジャンプ種目ではジャンパー膝、前十字靭帯損傷などの膝と腰痛が目立ち、投てき種目になると、やり投げ選手にやり投げ肩、やり投げ肘という関節の障害、砲丸投げの選手にも肩の障害があります。膝痛や腰痛も目立ちます。

サッカーに多い怪我

サッカーは相手選手との接触やそれによる転倒などによる怪我が多い。
怪我は足に集中するように思われがちですが、意外に手や腕に受ける外傷も多く、タックルやヘディングの接触などで転倒し、手をついて怪我することが原因です。
またゴールキーパーは、相手選手やゴールポストへの衝突によって大きな怪我をすることがあります。
サッカー特有の障害は下肢のオスッグドシュラッター病と足首のフットボーラーズ・アンクルが代表的です。

野球に多い怪我

野球選手に多い怪我は、肩と肘の痛みが圧倒的に多いのです。投球動作により繰り返しの負担がかかり、肩の骨、筋、腱などが炎症、損傷したりする障害がいわゆる野球肩。筋肉の張力で骨と筋肉の付着部に強い力が加わったり強い回旋力が加わる。この繰り返しにより肘関節周囲に炎症や骨の異常が起こるのが野球肘です(内側の痛みが多く、外側の痛みは深刻)。

その他、手指部や足部の捻挫や骨折も見られます。またベースランニング、スライディング時などに発生しやすい下肢の怪我も注意。野球肩・野球肘を引き起こす最大の原因は肘の使い過ぎです。したがって予防策は投球数の制限か中止しかありません。特に成長期にある少年野球の投手には必要以上に注意しなければなりません。

バスケットボールに多い怪我

断然多いのが足首の捻挫で、次に多いのが膝関節の怪我や突き指です(最近、剥離骨折も多い)。酷いものでは手足の骨折もあります。出血を伴うものではバッティングによる眉間、口の周りの裂傷、鼻血(鼻骨骨折の場合もある)、比較的多いのがプレイ中に相手の膝が当たる大腿部の打撲。慢性障害としては腰痛、膝痛、成長痛などが見られます。

年齢的には小学生ではやはりオスグット病関連の成長痛、剥離骨折になるケースがあるので要注意です。 中学生になると足首捻挫、打撲。体重の増加に伴い(特に女子)膝の怪我が増えてきます。 高校生では体重とプレースピードの増加で怪我が重くなる傾向があります。
あと不注意によるものでは、コート、用具の管理不足による怪我、こぼれた水によるスリップ、物につまずくことなどが上げられます。本人の不注意では、マメ、水虫、巻き爪。これも小さいようでもシューズが履けなくなり重大な問題です。

バレーボールに多い怪我

バレーボールに多い怪我は、やはり突き指です。トス時やブロック時などに左右の親指、人差し指の突き指や骨折が多く見られます。またボールをすくい上げようとする時に手や指が床に引っかかり怪我をする事もあります。試合中に相手のアタッカーがネットの下に足を出してきた所に着地してしまい足首の捻挫や骨折なども時折り見られます。アタッカーの人は肩や肘を痛める人もいますが、一番多いとなると突き指です。怪我をしないように予防をし、怪我をしたら治療をしましょう。

効果を確実に出す! 筋トレの基本知識

効果を確実に出す! 筋トレの基本知識
『扱う重量の設定』『十分な休息』『十分な栄養(特にタンパク質)』の3つを意識しましょう。筋力増強を最優先したいなら筋トレを先に、持久力アップや体脂肪燃焼を優先したいなら有酸素運動を先に行うのが基本です。
トレーニング後には、あまり時間を空けずに栄養を補給しましょう。エネルギー源として糖質や、筋肉の材料としてのタンパク質を中心に、しっかり摂ることが特に重要です 。筋トレ前は、鍛えたい箇所だけでなく全身隅々まで行き渡るようにストレッチしましょう。特に痛めやすい腰やアキレス腱のストレッチは念入りに行います。
筋トレ前のストレッチとして最適なのが、実は「ラジオ体操」なのです。ラジオ体操には飛び跳ねる運動や、勢いをつけて身体を伸ばす運動など、動的ストレッチとしての要素が数多く含まれているのです。 筋トレの後は、出来るだけゆっくりと息を吐きながらストレッチを行います。筋トレで興奮した身体のリズムを、呼吸で落ち着かせていくのがポイントです。
筋繊維が破壊されて再合成されるまでには48時間ほどかかります。このため前回のトレーニングから48~96時間以内に次のトレーニングを行うようにすれば効率よく筋肉を作ることができます。

子供のスポーツ障害

スポーツ障害は大人だけではなく子供にも起こります。特に成長期の子供は、身体の組織が未発達ですから大人よりも発症しやすくなります。保護者・指導者は次のことを十分に注意しましょう。
①1日の練習量を決め、必要以上に無理をさせない。
②習い事などで運動をする日を決めたら、休養する日もつくる。
③日頃から子供の様子をよく観察し、おかしいと思ったら早めに専門医に相談する。
④ひとつのスポーツにこだわらず、いろいろなスポーツを楽しませる。
以上の事を踏まえて栄養のバランスのとれた食生活を心がけると尚良いでしょう。

中学校の武道必修化

平成24年4月から中学校で武道が必修化され、男女とも授業を受けることになりました。特に柔道での死亡事故が多く起きていることに対し、保護者や医師らから不安の声が上がっているようです。
どのような危険があるのか?現場ではどう気をつけたらいいのか? 死因は投げ技で頭を強打するなどして「急性硬膜下血腫」を起こした例が多く、急性硬膜下血腫は血腫を取り除く手術を行っても半数以上は死亡し、救命できても重い障害が残ることが少なくありません。
【医療機関への受診が必要になる例 】
①うとうとした状態が続き、呼びかけなどにぼんやりとしか応じない。
②吐き気や嘔吐を繰り返す。
③体の動きが鈍くなっている。
④話す内容のつじつまが合わない、言葉をはっきり話せない。
⑤けいれんを起こす。
⑥鼻や耳から液体(髄液)が出ている。
事故を防ぐには受け身しかありません。指導者は受け身の徹底をお願いいたします。

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