スポーツによる有痛性外脛骨

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スポーツによる有痛性外脛骨

外脛骨(がいけいこつ)。聞きなれない骨の名前ではあるが、足関節の内くるぶし前下方にある過剰骨(普通にはない余分な骨)で、日本人の10~26%くらいの頻度で存在します。
外脛骨が存在しても痛みがない場合もありますが、この骨には後脛骨筋腱(足を底屈させる筋肉)が付着しているためスポーツによる「使いすぎ」や、シューズによる圧迫、さらには捻挫などの外傷が引き金となり、痛みなどの症状が出現します。
発症の原因のほとんどは、スポーツ活動によるもので、決して少なくはないスポーツ障害の1つです。また、いわゆる偏平足気味の人は体重がより内側にかかり、症状が出やすいのです。症状は足の内側に膨隆があり、圧痛や運動痛が著明です。
治療に先立ち、練習量と練習メニューの見直しや、シューズが本人に適しているかどうかをチェックする必要があります。症状が頑固で長期に渡る場合は、土踏まずの部位を持ち上げるアーチサポートなどの足底装具が有効です(この方法は、他の足や膝などの障害にも有効な手段)。

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