シンスプリント(脛骨過労性骨膜炎)

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シンスプリント(脛骨過労性骨膜炎)

シンスプリントとは下腿内側に位置する脛骨(すねの骨)の下方1/3に痛みが発生する症状。骨折した時のような激しい痛みではなく鈍痛なのが特徴です。脛骨過労性骨膜炎とも言います。
マラソン選手や陸上競技のランナーには特に発症しやすく、症状初期は運動時のみ、脛(すね)の辺りに不快感や軽い鈍痛を感じることから始まります。これは散発的なものであるため、本人が大したものではないと思うことがほとんどなのです。痛みの元は骨を覆っている骨膜が炎症を起こしているものです。

原因は様々で筋肉の酷使、筋力不足、柔軟性不足、扁平足、悪いランニングフォーム、足に合わないシューズ、コンクリート上での走り込みなど個人差はありますが、殆どは練習量が多くなることなどで発生します。
痛みは脛骨に沿ってうずくような鈍痛で始まり、筋肉が骨に付着するラインに沿って起こる。症状が進むにつれ、運動している最中はずっと持続するようになります。最終的には日常生活動作にも痛みが伴うようになり、そのまま運動を継続すると最終的には疲労骨折に移行します。

予防、治療策は足を長期間休めることが第一。足を使った後は入念なストレッチをし、アイシングをすると良いでしょう。早期に運動を開始すると再発することが多く、普段のケアとしては筋肉のストレッチを行って柔軟性を高めたりすることが大切です。

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